人見将 写真展「極楽の花」


cafe gallery mo mo moは、人見将写真展「極楽の花」を開催します。

フォトグラム作家として活躍中の写真家人見将。その技法に至るまではスタンダードな写真作品を制作していました。本展では人見の20代最後の写真作品群、「極楽の花」を展示いたします。本作は青森県むつ市にある宇曽利湖畔に供えられる花を撮影したシリーズで、2006年に制作されました。

恐山。宇曽利湖を中心とした外輪山一帯はこう呼ばれ、供養の場として知られています。そこかしこから硫黄が吹き上げる岩山は「地獄」と呼ばれ、それらの中心にある宇曽利湖の美しい風景は「極楽浜」とされ、その湖畔には多くの花や供物が供えられます。本作はその供物を撮影したシリーズです。

この作品制作後、人見は制作を中断し、そのしばらく後にフォトグラム作品の制作に移ります。本作は人見にどのような影響を与えたのか、現在の活動の本質に迫ります。

作家プロフィール
人見 将 HITOMI Masaru
1978年埼玉県生まれ、東京工業専門学校電気工学科卒。
埼玉県在住。フォトグラム技法を使った作品を制作している写真家。
2004年レジデンスプログラムにてメキシコに滞在。
20代後半を京都で過ごす。
2006年東川町フォトフェスタストリート部門グランプリ受賞。
2011年RICOH ポートフォリオオーディション優秀賞受賞。

人見将 写真展「極楽の花」
会期:2014年3月25日(火)~4月13日(日)
時間:火~金 18:00~24:00
   土・日 12:00~22:00 ※月曜日と3/29(土)はお休み
会場:cafe gallery mo mo mo
   東京都杉並区高円寺南3丁目45−11 エトアール第2 2F
   広報担当 人見 hitomi.momomo☆gmail.com(☆を@に変更してください)