文化祭ライブ出演者紹介(2) Momo


Momo_gazou_20130305

mo mo moでMomoさんのライブをやるならば
それはももも文化祭しかないでしょう
ということで参加していただくことになりました

彼の経歴(文末に添付)を読んでいただきたいのですが
そのひとつひとつ聞いていくと、
実に彼らしくて自然な流れなのです
なるほどなるほど、それでそれで?
と、とても面白くて引き込まれるお話なのですが
でもこうして文字にして読むと、
やっぱりものすごくぶっ飛んでるなあ

じゃあ本人もものすごくぶっ飛んでいるかというと
全然そんなことはなくて、むしろとても穏やかなひとです
まだまだとても若いアーティストであるにも拘らず
なんだか仙人のような空気感
それでいて表現において貪欲で博識です
どっしりとした安定感は、
さまざまな局面をくぐり抜けてきたからでしょうか
考え方も、生き方も、何にも捕われることなく自由なさまは、
みていてとても清々しい気持ちがします
そういう風に生きるようになるまで、
きっと様々な葛藤があっただろうことは
容易に想像はできるのですが、
だからこそ会得したであろう彼の纏う雰囲気は
私にはとても、神聖なもののように見えました

彼のうたごえは
聴いているそばからみるみる呼吸が楽になって、心底驚きました
音楽の力がそうさせたのか、
彼自身が発するあらゆる波動がそうさせたのか
身体の奥に染み込んで来る

自分がどれほど狭い世界で生きてきたのか
Momoさんは、それをとても心地よく思い知らせてくれる
今回のライブが
mo mo moに新しい風が吹く瞬間になるといいなと思っています

Momoさんより

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シンガーソングライター。
1988年2月22日生まれ
東京都生まれ。岐阜県育ち。

50~70年代のアメリカ、日本のフォークミュージックをベースに、
Ambient / Droneなどの現代電子音楽の手法や、ハワイ、南米、北欧、アフリカなど、
世界各地の伝統音楽を脱構築した独自のフリー・フォーク・ミュージックを制作・演奏している。

<活動歴>
21歳。
音楽活動を始める。
下北沢のカフェなどでの弾き語りライブや、地域型アートプロジェクトの招聘作家として、
町中のラーメン屋やピザ屋など様々な場所で自身の楽曲や即興歌曲の演奏活動を行う。

22~23歳。
自身の音楽を披露することに疑問を感じ、表現の舞台から遠ざかる。山の中で誰にも聞かれぬよう一人で歌うことを好むようになる。

24歳。
井之頭公園での路上弾き語りを不定期に行う。近所のおじさんたちとのセッションを好むようになる。

25歳。
吉祥寺の路上ミュージシャンのコミュニティと親交を深め、40、50年代アメリカのカントリーブルースや60、70年代のフォークソングなどを好んで演奏するようになる。警察の注意を受けつつも、路上で酒を飲みながら、通りがかりの人々も巻き込んだ路上パフォーマンスを行い、「路上で歌う権利」を主張する「路上の音楽家」という活動を行う。

26歳。
下北沢GARAGEに初出演。
セック五十嵐による「いがらしCAMP」にて、「MC.OJMM」名義でフリースタイルラップ&ダンスを披露。
これまで苦手意識を持っていたライブハウスに好感を持ち、表現の舞台へ回帰し、各所で様々な演奏活動を行う。

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